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2023.06.10

矯正治療での通院費とは??なぜ治療費とは別にかかるの??なんのための料金なの??

「調整料ってなんのために支払うの?」といったお悩みを解決できる記事になっています。

荻窪プラム矯正歯科の院長が解説します。

 

治療費とはべつにお支払いいただく料金とは別に

毎回の通院の際に支払う必要がある

「通院費」「処置料」「再診料」「管理料」があります。

 

当院はトータルフィー制度で毎回の通院時に料金はかかりませんが

月に一度の通院で3000~5000円ほどかかる矯正歯科も多いと思います。

通院の時にかかる費用についてご説明します。

目次

何も悪いところがないのに、通院費を支払わなければいけないのはなぜ?

②管理料??何を管理しているの?

③処置料??クリーニングはついているの?

④通院費の節約をしたい!来院間隔は守らないといけない?

⑤忙しいし、なにかあったときだけ矯正を受診するのではダメ?

⑥まとめ

     

    ①チェックだけで何も悪いところがないのに支払わなければいけないのは、なぜ?

    特に何か処置をしてもらったわけでもないのに、「順調ですね」の一言で数千円って高い・・

    そのように思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    でも、少し立ち止まって考えてみてください

    「順調ですね」という言葉の本当の意味を・・・

     

    もし患者さまが自己判断で順調だと感じていても

    矯正科医がみたら、じつは順調じゃないかったなんてことは、しょっちゅうあるんです。

    特にお子様はうまく自分の状態を言語化できないことも多く

    順調に進んでいると思っていたら、実は矯正器具が合っていなかったり

    知らない間に虫歯ができていたりすることもあります。

    順調に矯正治療を進めていくためには

    「順調の判断」のマイルストーンを積み上げていかなければなりません。

    問題が起こらないように毎回診察を行い。「順調である」判断を下す必要がありますし、

    その判断を下せるようになるまでには、

    歯科医師として何年も勉強して専門家としての知識を研鑽を行う必要があります。

    専門家に話を聞いたり、判断を仰ぐときは、歯科にかかわらず料金がかかることが多いですよね

    「順調に進んでいる」ことは大変喜ばしいことですし、順調に進んでいるのは毎回の専門的なチェックがあってこそですから

    お通いのクリニックを信じて、安心して通院していただければと思います。

     

    ②何を「管理」しているの?

    もちろん矯正治療が順調に進むように管理を行っています。

    先ほども書きましたが「順調」であることは大変重要です。

    日本の医療制度はどうしても「何か悪いところがあったら受診して処置をしてもらう」というパターンが多いので

    何もないのに通院することに疑問を感じられる方もいらっしゃるでしょう。

    矯正中に悪いことが起こらないように予防するためには,歯科医院で定期的に問題がないかチェック=「管理」することが必要です。

    何もしてないように見えても、

    前回のお口の中と今回のお口の中を比べて、小さな変化や不具合がないかを管理しています。

     

    ③管理の中にクリーニングはついているの?

    これは医院によってまちまちです。

    クリーニングは別途料金が必要な場合もあります。

    矯正治療中は器具がお口の中に入ることで、普段よりもずっと虫歯や歯周病が進行しやすい状態ですので

    専門的なクリーニングのケアが必要です。

    通院時とは別な予定でクリーニングを勧められた場合は、衛生状態がかなり悪い可能性もあります。

    矯正治療後に虫歯だらけになってしまったり、歯周病が進行してしまわないように

    できるだけ受けていただく方が良いでしょう。

     

    ④来院頻度は守らないといけない?

    忙しい!

    どうせ今回も「順調ですね」って言われるだろうから、来院を来月に延ばしてもいいかな?

    そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね

    しかしながら!それは間違いです。

    私たち矯正歯科医は、治療計画にのっとって治療を行っています。

    患者さまの自己判断で通院間隔を決めてしまった場合

    計画外の歯の移動を起こしたり、逆に歯が動いていなかったりして、

    治療計画が当初より延長してしまうこともあります。

    矯正治療を成功させるために、定期的な通院は絶対条件となりますので、

    来院間隔はできるだけ守るようにしてください。

     

    ⑤なにかあったときだけ受診するのではダメ?

    これは単刀直入に「ダメ」です!

    患者様自身が自覚される様な不具合が生じている場合は、矯正治療にとってはかなりのダメージとなっている場合が多いです。

    具体的には矯正器具が破損して、修理だけでは治らず、再作成が必要になったり

    矯正器具の下がかなりの虫歯になってしまって、ひどい場合は抜歯が必要になったりします。

    装置の再作成には追加料金がかかる場合もありますし、うまく歯が動いていないために治療期間がさらに長くかかったりすることがあります。

    また虫歯になってしまった歯は、自然には治りませんし、

    なによりご自身の財産である歯が虫歯になって手遅れになってしまったら最悪、抜歯せざるを得ないこともあります。

    そのようなことは絶対に起きてほしくないことですので、定期的に受診するようにしてください

     

     

    ⑥まとめ

    矯正治療は定期的な来院が必要ですし、治療期間も長期にわたるため、決して「楽」な治療ではありません。

    順調に「治療」という名の航海を進めていくためには、

    定期的な船の設備チェックや航路の安全の確保が必要なのと同じで、

    歯科医師によるチェックが必要不可欠です。

    何もないのに通うのはめんどくさいと思われるかもしれませんが、

    何もないのは「順調」の証です。

    そして「順調」の裏には、長年の研鑽を積んだ歯科医師や衛生士をはじめとするスタッフの支えがあります。

    当院では今まで述べたような通院時のご不安の解消のために、最初に治療費の総額を明示いたしますので,毎回の通院費は一切かかりません。

    治療が当初の計画より長くかかってしまっても、追加で料金をいただくことはございませんので

    安心して、ご満足いただけるまで、お通いください。

    毎回の通院ごとに発生する料金はありませんが、決められた来院間隔はしっかり守っていただければと思います。

    ご参考になれば幸いです。

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